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阿賀野川ござれや花火の歩み

地元松浜の鎮守・松浜稲荷神社では、昔から祭礼の時、境内で花火が打ち上げられていました。(土地の古老が物心つく頃には既に行われていたそうです)

 

 1975年(昭和50年)、地元北新潟商工振興会が主催して現在のように阿賀野川で実施されるようになり、その後、規模の拡大と共に自治会や神社の奉賛団体、更に経済人団体などの協力を頂くようになりました。

 

 又、単なる一地域のお祭りとして留まらず、広域の方々からも観に来ていただきたいという願いをこめ、平成8年度より旧:松浜まつり大花火大会という名称から、”阿賀野川ござれや花火”の愛称が公募によってつけられました。

 

 現在は阿賀野川両岸に約20万人の観衆を集め、空一面を覆う大迫力な2尺玉花火や「花鳥風月」「KIBOU」などの豪華なスターマイン、地域の小学生がデザインをした企画花火など好評を博し、県内外の多くの観客から親しまれる、新潟市の一大イベントとなっています。

 

このござれや花火大会の最大の特徴は花火をごく間近で体験できる所。

眼前に広がる大輪の華、お腹に響くどーんっと言う豪快な音、あたりに立ち込める火薬の匂い五感すべてで体感できる花火大会であります。

 

ちなみに"ござれや"とは地元の方言で"おいでください"の意味になっております。

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年表

昭和のはじめ

土地の古老の話として、すでに松浜稲荷神社の祭礼で花火が打ち上げられていた

 

第1回大会:1975年(昭和五十年)

神社付近の宅地化にともない、地元北新潟商工振興会主催で、会場を阿賀野川に移して花火打ち上げ

 

第17回大会:1991年(平成三年)

現・東区津島屋地区が協力団体として参加

 

第22回大会:1996年(平成八年)

松浜まつり大花火大会から、「阿賀野川ござれや花火」と名称変更

 

第32回大会:2006年(平成十八年)

新潟市が広域合併 ござれや花火の協賛団体および募金の広域化の推進

 

第33回大会:2007年(平成十九年)

政令指定都市・新潟市誕生

北区・東区の住民団体、商工団体、諸団体あわせて二十四団体で協賛会結成

政令都市誕生記念として超特大スターマイン「花鳥風月」打ち上げ

第一回「児童による花火デザインコンテスト」実施

 

第34回大会:2008年(平成二十年)

企業グループが超特大スターマイン「KIBOU」打ち上げ

 

第35回大会:2009年(平成二十一年)

「ござれや阿賀橋竣工記念」花火 灯篭流し「未来灯(みらいび)」実施

 

第36回大会:2010年(平成二十二年)

日本河川協会から河川功労賞受賞

 

第37回大会:2011年(平成二十三年)

テーマ「東日本大震災被災者支援・復興祈願」市内の被災者を招待席に無料招待

 

第38回大会:2012年(平成二十四年)

テーマ「希望を胸に、前へ。」

JR新崎駅から会場付近までシャトルバス運行

 

第39回大会:2013年(平成二十五年)

テーマ「北と東の夢の懸け橋」

 

第40回大会:2014年(平成二十六年)

テーマ「想いを繋ぎ、そして未来へ」

 

第41回大会:2015年(平成二十七年)

テーマ「感動革命」~光の芸術~

県内初となる水中2尺玉を打上成功

 

第42回大会:2016年(平成二十八年)

テーマ「結」~想いをむすび、つなごう未来へ~

花火女子企画開始

 

第43回大会:2017年(平成二十九年)

テーマ「繋」-つなぐ-

クラウドファンディングを活用した募金活動実施

 

第44回大会:2018年(平成三十年)

テーマ「宴」-えん-

第二回クラウドファンディングを活用した募金活動実施

 

第45回大会:2019年(平成三十一年/令和元年)

テーマ「愛」~ミンナの愛で大きな華を咲かせたいOne for all All for one~

 

第46回大会:2020年(令和二年

新型コロナウイルス蔓延により、開催以来初となる本大会中止

 

第47回大会:2021年(令和三年)

新型コロナウイルスの収束が見えず、二年連続の本大会中止

 

 

第48回大会:2022年(令和四年)

特別開催

テーマ「シン・ゴザレヤ」~新たな未来へ!自分らしさを大切に...~

withコロナ禍での開催の為、観客を入れずYouTubeでの動画生配信での実施

 

第49回大会:2023年(令和五年)

テーマ「響」~胸に・ココロに響く、感動花火~

四年ぶりとなる通常開催

日本煙火芸術協会会員による「芸協花火」打ち上げ

 

第50回大会:2024年(令和六年)

テーマ「誇」~ひとり一人の心根に咲く花を。これからも~

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